喪女がディルドを購入したその後の話
今回は以前の記事の後日談である。
ディルドを購入してから、一週間ほどが経った。
インターネットという電子世界の慣れ果てでちまちまとブログをやっていた私は、結構な人数に私がちんぽを購入し 遊んでいるという事実を見られたことに動揺していた。
着々と増えていくリツイート数といいねの数に怯え、もしかしたら「ディルドなんて買ってんじゃねぇよハゲ」というお怒りの声まで買ってしまうのではないかと畏怖していた。
ありがたいことにそのようなお声は頂戴していない。私の知る限りでは。
さて、ディルドの話であるが。
凄い。本当にすごい。
端的に言うと、潮がふけるようになった。
高校生の頃、薬局でプライベートブランドの販売をしていた時、
品の良さそうな老夫婦に「この時期乾燥すると膝とか肘とか潮ふいちゃいますよねー!」と言い放った私が、ついにモノホンの潮をふけるようになったのだ。
おい、シーシェパード 見てるか?
俺が今から見せてやるよ、
"本物"の潮吹きってやつをな。
捕鯨だけに「ほげー」って言わせてやるよ(笑)
はい、つまんない。カス。死ね。
まぁ、そんなこんなで推しのちんぽに潮吹きを叩き込まれてしまったわけなんですが、困ったことに 腟内が馬鹿になったのか、パブロフの犬のやつなのかなんなのか原因は定かではないが、ディルドを挿入するだけでウェルカムドリンクの如く潮が出るようになってしまった。
「あ、どうもw」みたいな感じで出てしまう。スプラッシュマウンテンの、最後の着水の際のアレが、序盤で出てくるような気分。むしろイッツアスモールワールドでスプラッシュされてる気分になってしまう。
あれ?絶叫要素なかったよね?みたいな。
まぁ、そんなわけなので(どういう訳?)
私は基本的に自家発電を風呂で行っているのだが、ここにきて様々な障害にぶち当たり始めている。
今日はそれを重点的に紹介していきたい。
1️⃣ 滑る
あぶない。
ローションを使用している際のお風呂の床はスケートリンクよりも滑りやすい。
ただでさえお風呂場の床は滑りやすいというのに、そこにローションという要素が追加されればもうあとは無法地帯。
摩擦係数が0。
どれだけ足をふんばり、大地(というか風呂の床)を握りしめたところでローションの前では虚しいだけだ。
バスタブのヘリにちんぽをくっつけて、遊ぼうとしたところ、ガチで足がつるんと滑って最奥にまで入りそうになった時は心臓が止まりかけた。
エロ本であれば 思いっきり奥までずっぽしはいってアクメを決めるんだろうが、現実ではそうもいかない。重大な事故に繋がりかねないのだ。
思わず一人お風呂場で「っぶねぇなコノヤロウ!!」と北野武、アウトレイジ並のキレ具合を見せつけてしまったが、どちらかというとアウトガイジである。
また、そのあとも 床をシャワーで流そうとした際に、勢いよく滑り、
10cm区間を平行移動してしまった。
覚えてるだろうか。
小学生の時
CDに風船をつけてなんやかんやすると、すーーーっと平行移動して動くあのよくわからない実験を。
あんな感じで私は、すーーーっと床をスライドするように滑った。
お風呂場の姿見に急接近する全裸真顔の自分が何よりも怖すぎて、普通にホラーだった。
なんでそんな顔して風呂はいってんだよお前............
しかも、慌てた私は壁に手をつこうと思ったのだが、上手くいかず、前のめりにツッパる形になり、風呂場のドアにつま先を勢いよくぶつけた。
外国人でもないのに、なぜか「ワァオ!!!!!!!!!!!!!!」と叫んでしまい、それに触発された犬がキレ散らかしていた。
母は、「うちのお風呂にますだおかだがいるかと思った」と言っていたが、いるのはますだおかだではなくて ちんぽある。
お風呂で転びかけた時の私↓↓↓
King Of Pop.......
めちゃくちゃでかい青タンが出来た。
ウケる。
2️⃣収納場所に困る
シンプルに困っている。
だいぶでかいサイズのちんぽを隠し通すのは至難の業。
だから私は小学生の家庭科の授業で作ったクソダサいナップザックにしまっている。
母は「なにこれ?」と訝しげな目で見つめていたが、私はプロなので、
「緊急時に備えて非常食や救急セット、水、タオルなどを入れている。
ベッドの上に置いているのはわかりやすいかつ邪魔にならないためだ、」としっかり目を見ながら説明した。
野生生物の世界において、目をそらすことはすなわち 死を意味する。
可愛らしいよくわかんないキャラクターが描かれた温かみのあるナップザックからゴリゴリのちんぽが出てきたら母はきっと驚きのあまりぶっ倒れるだろう。
そうはならないように、きちんと隠している。
無論、空けられても構わないように、ディルドは一番下に。
上にはカロリーメイト、水、カンパン、救急セットがきちんと入っている。
問題なのは、もしもこれで災害が起きた際にパニックになった私がちんぽを出し忘れてこれごと持っていってしまうことだ。
そんなことになったら大変どころの騒ぎではない。
ちなみに母は「どうせあんたの事だから三日後にはカロリーメイト食べてるよ」
とせせら笑っていたが、カロリーメイトよりもちんぽ問題の方がどう考えても深刻な問題だろうと思う。
3️⃣忘れそう
危惧しているのはこれだ。
潮吹きと中イキができるようになってから、異様な倦怠感に襲われるようになった。プールの授業のあとのような、体が弛緩して じわぁと溶けるような心地よいだるさ。
もしも
私が、ディルドで一通り遊んだ後、疲れ果てて眠ってしまったら。
終わりだ。
終わり。
すやすやとちんぽを握りしめて寝ている姿など、到底他人に見せられるものでは無い。
死んだ方がマシだ。
なので、絶対にまず使用後は寝ないことを心がけている。
そして、次点でズボラな私がやりそうなのは、
お風呂場にディルドを忘れることだ。
これこそこの世の終わりである。
途中で気づくならまだしも、気づかずに風呂を出て眠ってしまえば即アウト。
起きたら私は富士の樹海にでもいるかもしれない。
そうなったらおそらくもう二度と帰れないであろう。
そうならないためにも、ナップザックをやはり常に持ち歩き、中に入っているカロリーメイトをちぎって ヘンゼルとグレーテルのように歩き回れば良いだろうか。
頼む、誰か教えてくれ。
ちんぽは方位磁針代わりになりますか?
亀頭を軸にして倒れた方に行く、とかやってたらいつの間にか佐渡ヶ島とかにいたりしそう。
そんなわけで、私は割と楽しくディルドライフをすごしています。
潮吹きに関しては今後クラシアンを呼ぼうと思っています。
ありがとう、クラシアン。
FIN