おにぎりちゃんのブログ

書きたいことを書いてます。

喪女がSMクラブに行って女王様にボコられてきた話

 

ずっと前から行きたかった SMクラブに行ってきた。
きっかけは、ひなさんという盟友が女性用風俗を予約したと話していたことだった。
予約直後から彼女は「ドーナツが喉を通らない」「手がシャブ中のように震える」「(手が震えるせいで)アイラインを5回引き直した」と語っていたが、眼前に広がる女性用風俗という高い壁に真摯に向き合っている彼女の勇姿をみて、私も鼓舞されたのである。
一瞬、私も同じように女性用風俗に予約しようかと悩んだが、以前から行ってみたかったSMクラブへの憧れを捨てきれず、悩んだ末、SMクラブにした。
行くお店と、指名する女王様は最初からもう決まっていた。以前からずっと気になっていた新宿にあるお店で、女王様は8年以上在籍している超ベテラン女王様である。
見た目がとても美しく、私の思い描いていた女王様像にぴったりな女王様だった。
この人になら何をされてもよい。多額のローンを組まされたっていい、とさえ思った。
思い立ったが吉日とばかりに、私は「女もOKかどうかだけ聞いてくる」とだけ言い残し、ひなさんと太陽さんとのもくりを一時戦線離脱し、お店に電話する。
数コール後、綺麗な声をした女性が出た。
「アッ、アノスミマセッ......ジョセイモツカエマスカ......?」
ー答えは yes だった。
「アッアノッ......キョウ......○○ジョオウサマハイマスカ.....?」
ー答えは またしても yes。

気づくと私は今日の予約を取っていた。
そして、大慌てで身支度を始めたのである。

場所は新宿歌舞伎町。
欲望渦巻くネオン街。
私は誘われるように舞い降りた。

舞い降りたのはよかったのだが、新宿駅の東口と西口は改修工事が施されており、以前の私が知る姿ではなくなっていた。
予約時間まで残り20分。いけるか...?と私に緊張が走ったところで、見知らぬ大学生にナンパを受ける。
彼は、私が歌舞伎町によくいる女の子(俗に言う量産型、ぴえん系)の格好をしているのに東口までの行き方が分からないことを心底不思議がっており、勝手にウケていた。
その彼に、LINEを交換することと引き換えに東口へと案内してもらう。ちなみに私は絶望的に地図が読めないので、案内してもらう代わりに個人情報を売り渡すことなどどうでもよかった。
これからSMクラブに行くのだと言えば、彼は未確認生命体と遭遇したような表情を浮かべていた。
貴様ごときに私の崇高な遊びがわかるはずもないだろう。と鬼舞辻無惨になりつつある中で案内をしてくれた彼とお別れをし、歌舞伎町へと歩みを進める。途中でまたナンパを受けたが、SMクラブにいくので、ときっかり断ったら笑われた。こっちは至って真面目であると言うのに、なんと失礼なことだろうか。

そうこうしているうちに予約10分前に。
ようやくホテルへと到着。
この辺りから胃の不快感、吐き気に襲われるようになる。
不安感からギリギリまで誰かと話していたいと、太陽さんのもくりに居座り続ける私。その姿はまるでぬらりひょんのようだったと言う。
外からはひっきりなしにサイレンの音が聞こえており、私はデトロイトシティに来てしまったのではないかと怯えていた。
止まらない吐き気と滲み出てくる手汗。
そして、太陽さんと話しながら待つこと12分ー。

♪ピンポーン

「ぎだッ!!!!!」
コンマ5秒でもくりから抜け(太陽さんごめん)、
玄関へと向かうと、そこにはキャリーケースを抱えた綺麗なお姉さんが立っていた。

「こんにちは、よろしくお願いします。」
「ハヒ.....」

女王様はテキパキと荷物を運び入れると、カウンセリングシートのようなものを取り出し、椅子に腰かけた。
スラッとのびた綺麗な足を組みながら、ボールペンを握ってボードを見つめている。
私服もお美しいなぁと思いながら女王様をねっとり見つめていたら、見つめすぎたのかちょっと睨まれた。ごめんなさい。
私がカウンセリングで希望したのはとにかくボコられたいということ、首絞めが好きなので首絞めをしてもらいたいこと、鞭に興味があるということだ。
女王様は淡々とカウンセリングをしてくれた。私の闇の性癖を前にしても一切動じることはない。さすがだ。さすがの貫禄と言えよう。
カウンセリングは直ぐに終わり、「着替えて準備するからシャワー浴びておいで?」と言われたのでシャワーを浴びに行く。
浴室内はめちゃくちゃ寒く、いくら暖かいシャワーを浴びても無意味で、私はおおよそ震度5くらい ガタガタと震えていた。
早く着替え終わってくれ....これもプレイの一環なのか.....?などと思うなどする。
5分ほど経ったころだろうか。
女王様が「いいよ」と声をかけてくれたので浴室から出る。
女王様は優しく、「寒いでしょ」といって暖房をつけてくれた。その優しさにキュンとした。
女王様の格好は、エナメルのボンテージにエナメルのTバックそしてピンヒールだった。なんてセクシーなんだろうか。
私が思春期のバカガキだったら鼻血と血涙を流しながら鼻の下を5億メートル伸ばしていただろう。
ちなみに一方の私は全裸である。服を着ていると殴りにくいからだそうだ。理由が本格的すぎるだろ。

「そこに正座して。挨拶は?」
と言われたので床に正座して 「よろしくおねがいします....」と頭を下げたら「土下座だよ土下座」と言われ、既に私の認識が甘く遅かったことを痛感した。
SMの世界では、土下座が常識なのだ。
土下座したら頭をぐりぐりヒールで踏まれた。
潔癖症の私は「マジできったねぇ~」と思ったが、そんなことを口に出せば殺されてしまうということがひしひしと伝わってきたので黙っておいた。
「ハヒ.......よろしくお願いします......」と言えば、女王様は満足そうに足を離してくれた。
ホッ....(安堵)

最初に行ったのは腹部への殴打だった。
手を頭の後ろに組まされて起立させられる。
マゾ奴隷のポーズの完成である。
この時点では私は、「いくら女王様と言っても同じ女だし、力も弱い。それに、そんなに強くはこないだろう」と思っていたのだが、それは大きく間違っていた。

「手、邪魔だから動かさないでね。骨折するよ。」と言われ、驚愕した私が「骨折ですか?!」と聞き返す前に、重い拳が腹部にめり込んでいた。
筋肉の繊維ごと押し潰し、内臓をひしゃげる程のダメージ。
一瞬、悲鳴嶼行冥の使ってる日輪刀が腹部に来たのかと思った。
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(私が)南無阿弥陀仏.....
もしくは浅間山荘事件の鉄球。
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あまりの重さと痛みに、蹲っていると、「ほらはやく立つ!」
と言われ、休む暇さえ与えられない。
すき家電通ワタミ
ほうほうのていで立ち上がったところにさらに連発して何度も拳を振るわれる。
本気の殴りだった。
当たり前である。女王様が手を抜くわけが無い。容赦してくれるはずもないのだ。
私は完全に見誤っていた。
SMの世界を舐めていたのだ。
開始5分で虫の息になっている私を見かねて、女王様は「首絞めやってみようか」と提案してくれた。
ベッドの上に移動し、後ろから腕で首を絞めてもらう。
女王様の小麦色の肌がすっと伸びてきて、まるで蛇のように私の首に巻き付く。
「いくよ」


その時、私は天国を見た。
フィルターがかかったように視界がキラキラふわふわとしていて、一面雪景色のように真っ白だった。
脳みそが心地よく揺れている。海の上を漂いながら、白昼夢を見ているようだった。
とても気持ちよくて、このまま蝶のようにひらりひらりと舞えそうな気さえした。
あともう少しで意識が落ちるところで 腕が緩められた。
その瞬間、今まで巡っていなかった血液が一気に循環したのだろう。血液という血液が炭酸飲料になったかのように、顔全体がシュワシュワとした。
女王様の「どう?」という問いかけに、私は逆上せた頭で「顔がシュワシュワします...きもちいいです....」と答えたら、女王様は「なにそれ」と言って笑った。その笑顔が、何だか猫科の動物のようで、とても可愛くて、胸がきゅんとした。

「次は脚でやってみようか」
太ももで首を絞めてくれるらしい。
女王様は美脚だった。綺麗に筋肉がついていて、太ももは太すぎない程度にむちっとお肉が付いている。
パンパンに張った肌の質感は、空気を入れたてのゴムまりのようだった。
女王様の足の間に寝転がる。
頭上におまんこがあることを意識するとなんだか照れてしまいニヤニヤしていたら髪の毛をおもっくそ引っ張られた。頭皮からはリズミカルにパチン🎶という音が鳴ったが、私の頭部に一体に何が起こったのだろうか。わかる人いたら教えてください。やっぱ教えないでください。頭蓋骨がズレる音とかだったら怖すぎて眠れないので。
女王様が足をクロスすると、グッと力がこめられていく。
最初は「そんなに苦しくないかも?」と思っていたが、どんどん力が強まっていき、脚ではなく、大型のハサミかなにかで首をねじ切ろうとしているのではないか?と思うほどだった。
先程のふわふわとした感覚が、そろりそろりとやってくる。
視界がじわじわと狭窄し、視界の四隅が黒く染まってきたところで開放された。
ふわふわとしていたら、お腹を殴られた。
ぼーっとしてるなということらしい。
そのまま仰向けに寝かせられ、お腹をまた殴られる。
ここにきて女王様が突然、ひとつの知見を得た。
「やっぱ男は頑丈だなぁ。女の子だもんね。腹筋もなさそうだしそりゃあ痛いよねぇ。ちょっとお腹に力入れてみて?
あー腹筋ないねぇ。内臓に来るでしょ?」
と言いながらもボッコボコに殴ってくる女王様。
そのセリフを言ったなら普通は手加減するものでは?
あっという間にお腹が真っ赤になる。それを見た女王様は満足気だった。
ヒィヒィ言っていたら、今度は片手で首を絞めあげられながらお腹を殴られるなどする。喉を潰されているので、汚い嗚咽しか出ない。そんな私を冷ややかな目で見下ろす女王様。
正直めちゃくちゃ興奮した。

そして、殴打と首絞めが終わると、
次は鞭の時間になった。ベッドに次々と並べられる鞭たち。
私は正直鞭を舐めていた。(さっきから舐めすぎだろ。)
そんなに痛くないだろうと思っていたのだ。
女王様は5種類くらいの鞭を持ってきていたのだが、最初に選んだのは靴べらのような平べったい鞭だった。
おじゃる丸の持っている杓にもよく似ていた。
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鞭がヒュッという音ともに空を切り、直後 激しい痛みが太ももを襲う。
肉が裂けてしまうのでは錯覚する程だった。
あまりの痛みに悶絶する私を後目に、女王様はひたすらに鞭を振るう。
途中、あまりの痛みに手で制してしまい、「手出さないの!」とさらに怒られ、思いっきり叩かれた。
痛すぎて飛び上がったのは後にも先にもこの1回だけではないかと思う。
トホホ.....
私「手が、手が思わず出ちゃうんです.......」
女王様「じゃあ手枷だな」
この間わずか1秒である。判断が早い!(鱗滝左近次)
そして、手枷をつけられた私は、抵抗ができないままひたすら鞭を振るわれた。 どんどん変色していく私の太もも。
紅くなり、次第にどす黒い紫へと変色し、醜く腫れていく.....。
それはまるで、夕暮れ時の空模様のようだった。(は?)
私「い゛だい゛!!!!(ニコ・ロビン)」
女王様「いいねぇ~いい声出すじゃん」
私「い゛ッッッッッ!!!!!!ゥ゛ォッ!!!!!!(野獣の咆哮)ア゛ーッ.......ヴゥン.......い゛だい゛よ゛ぉ.....ヒヒヒ.....(痛すぎて込み上げる笑い)」
女王様「ヘラヘラしない!!!!」
バチィン!!!
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「ワ゛ーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!」

死ぬかと思いました

こちらが鞭で打たれた直後の画像です。ご覧下さい。

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そして2枚目は帰宅後の写真です。

f:id:namagomi3:20210301000005j:image領土拡大するな。

鞭で打たれた後、痛すぎて足の痙攣が止まらず、ガクガク震えている私を後目に、女王様がこんなのを持って歩いてきた。

f:id:namagomi3:20210228235854j:image

え?拷問器具?狂ったルブタンの新作?

これでお尻を叩くらしいです。
いや、死ぬだろ。
画鋲みたいなのついてんじゃんって。
私「ヒ......釘みたいなのがついてる.....」
女王様「こっち(釘みたいなのがついてる方の面)は勘弁してあげる
いくよ、お尻もっと突き出して。ほら早く!」
知能指数が著しく下がった私「ブヒ........」
バチィン!!!!!!

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私「オ゛ァッ?!?!?!!!!!?!」

私のケツでビックバンが起きたのかと思いました。
痛すぎるのと、何故か誘発されておならが出そうだったので辞めてもらいました。

もうこの責め苦にはたえられん、早く終わってくれ...と思いながら首を絞められていたら(首絞め好きすぎてずっとやってもらってた)タイマーが鳴りました。

あの時の安っぽいタイマーの音は一生忘れません。

救いの鐘の音の様でした。

正直、60分コースは短いと思っていたのですが、
体感時間としては5時間くらいでした。
ボコられるのがいかにきついのかが身に染みてわかり、
普段Twitterで「白膠木簓にボコられて根性焼きされたーい」とかツイートしてるのが心底恥ずかしくなりました。
終わった直後は、
こんなのもうゴリゴリだしん....
という気持ちだったのですが、
帰りの電車ではもう女王様に会いたくなり、首絞めの気持ちよさと鞭の味を忘れられなくなっている自分がいました。
椅子に座って、膝の上にリュックを置いた時、さんざんいじめ抜かれた両太ももに激しい痛みが走った瞬間、脳裏には女王様のいたずらっぽい笑顔が浮かんだのです。

「この跡はお土産にしてね」

その言葉を延々と反芻しながら、夜の街新宿歌舞伎町を後にしました。

 

ちなみに、女王様と遊んだ後、キャッチのお兄さんに捕まってしまいホスクラにも行ったんですけど、最後のお見送りの時にめちゃくちゃ整形顔のホストにベロチューされておっぱい揉まれたこと以外特筆することがないので省略します。

 

転がる酔っ払い....うるせぇ大学生....我が物顔で爆走するドブネズミ....散らばるゲロ.....

相変わらず汚ぇ街で安心しました。

多分また行くと思います。次は緊縛されたいので、長めに時間を取りたいと思います。

その前に女性用風俗に行きたいと思っているので、またレポ書きます。

ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。