ただ言いたいことだけを言うブログ

ただ言いたいことだけを書き連ねます。愚痴が多めかも知れません。

心中殺人事件

中学生の時に、同級生の女の子から容姿について言及されてから、わたしはその子のことを毎日1回、心の中で殺すことにしていた。

どうしても辛くて仕方なくて、やり場のないこの怒りをどこにも向けられない臆病で弱虫な私は、心の中で彼女を殺すことで心の平穏と、薄っぺらいプライドを壊さないように必死だった。

だいたい一ヶ月もすぎると殺し方は尽きてくる。だから二ヶ月目あたりからはローテションしていたような気がする。

ただ、何回やっても絞殺だけはいくら心の中の出来事とはいえ、私はいつも躊躇していた。

たとえば、刺殺なんかは後ろからナイフでグサッとやって終わりだけど、絞殺はそうじゃない。

今思えばロープとか、そういう便利な道具を使えば良いのだろうけど、当時の私にとって絞殺=マウントをとって自分の両手で相手の首を絞めるというものだったのだ。

そうすると当たり前にわたしは彼女の顔を直視することになる。

彼女は妄想の中で私の手首を引っ掻く。

私はそれでも手に力を込め続け、

いっぽうの彼女はというと、次第に顔を赤から紫のような色に染め上げ、目は虚ろになり、睫毛は小さく震えるだす。

彼女がとうとう動かなくなるとそれでわたしの妄想は終わりだ。

真っ白い、彼女と私以外他になんにもない空間に、だらしなく四肢を地面に放り出した彼女を置き去りにして、わたし白に包まれた世界から抜け出してくる。

こんな事が、360日続いた。

 

ある日から、わたしは彼女を殺すことを辞めた。

もう、どうでもよくなったのだ。あれほど、思い出しては泣いてしまうほど辛くて辛くて仕方なかった恨みが

ぱっと消えた

 

ではなぜわたしはやめることができたのか?

それは、私に自信がついたからだと思う。整形手術をし、同性、異性から褒めてもらえることで、あの日へし折られた自尊心を、わたしは取り戻すことが出来たのだ。

今は彼女に興味はない。

彼女を妄想の中で殺していた頃は憎くて憎くてしょうがなかったのだが、ピタリとやんだ。もう彼女に対して思うことなど微塵もない。無。虚無。

 

 

ふと思った。

私があの日まで殺していたのは、彼女ではなくて、本当は自分だったのではないだろうか?

わたしは、殺人ではなくて、自殺を繰り返していたのかもしれない。

本当に自分を嫌っていたのは、わたしだったのかもしれない。

 

もう少し、自分を愛してあげよう

もう少し、自分に自信をもとう