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ただ言いたいことだけを言うブログ

ただ言いたいことだけを書き連ねます。愚痴が多めかも知れません。

変な癖の話

わたしには小さい頃からよく分からない癖がある。その一つが読書をしている時だと思う。

その時にわたしは微塵も空腹を感じない。

どんなにお腹が空いていても、漫画や小説を読んでいるとなんとも思わなくなるのだ。

この変な癖のせいでわたしは時々栄養失調になって点滴を打たれたり、体調を崩したりすることが多かった。

特に小学五年生の時なんて水分もろくに取らずにただただ黙々と本を読んでいた。

その分、給食の時間は苦痛で仕方なかった。

わたしは小さい頃から外食が苦手で、今でも軽食や飲み物しか口にすることが出来ない。

いわゆる予期不安によるものだと思う。

わたしは吐くという行為がこの世の何よりも怖いし、家以外の場所で体調を崩すことに言い知れぬ恐怖と漠然とした不安を感じる。

それでも旅行や父の仕事柄 食事に行かねばならぬ機会が多かったのでその度にわたしは本に助けてもらっていた。

吐き気や不安が文字によって淘汰されていく気がしたのだ。

脳みその中にいるもうひとりの自分が本の内容をスラスラ読み上げるのを無心で聞いていた、溢れる文字たちを目で追いながら。

飲食店で黙々と本を読む私は奇怪な目で見られたし、親にも度々注意された。

それでも事情を知っている両親は咎めようとはしなかった。別段、食事をしながら読書をしているわけではなかったからだったと思う。

しかし、給食の時だけは違った。

わたしは給食がどうしても嫌だった。

 

すべて完食しなきゃ。

頑張って食べなきゃ。

でも吐いちゃうかも。

もしそうなったら?

無理だ食べれない。

でも食べなきゃ。

 

私の押し問答は絶えず6年間行われた。

それでも完食出来たことなんて一度もなかった。そのせいでクラスメイトから馬鹿にされ、わたしは酷くトラウマになってしまったようで、未だにどうしてもダメなのだ。特に食堂のようなところ。

人がたくさんいて、ガヤガヤしていて、ぎっしり人がいるようなところ。

逃げ場も何もないような雰囲気。

刺さる人の視線。

 

気づくと呼吸が浅くなっていて、わたしは胃ではなくて喉に指を突っ込まれているかのような吐き気を覚えるのだ。

いてもたってもいられないし、逃げ出したいあまり席をたってしまうこともある。

最近はスマホで気を紛らすことができるからいい。

本を持ちあるかなくていいし、電子書籍であればスマホを見てるだけなので誰も

私を奇異な目で見たりなんかしない。

少しずつわたしは食べれるようになっている。文字も、食事も。

 

もう一つは足と唇の皮を剥いでしまう癖。

これは比較的最近の癖で、唇に至っては今年に入ってから出始めた癖だ。

別に自傷行為の延長として行っている訳では無い。

きちんと精神病の一つに「皮膚むしり症」というものがあるらしいが私は決してそれではないと思う。

 

わたしは蛇が好きだった。

もっと言えば

ナルニア国ものがたり』の第3巻「あさ開丸東の海へ」のワンシーンである

 

ドラゴンと化した少年が、ライオンにその分厚い分厚い鱗をバリバリと剥がしてもらって元に戻ることが出来る

 

というシーンがあるのだが、そこが本当に本当に大好きだった。

あそこまで綿密な描写をしてくれた作者にとても感謝している。

思えば、わたしは乳歯を抜くのも大好きだった。まだ少ししかぐらついていない歯をグリグリ回して生理的な涙を零しながら血塗れになって引き抜いていた。

母親は「あんたサメじゃないんだから」

とよく分からないコメントを残し呆れ果てていた。

そりゃあそうだろう。まだ到底抜けそうにもない歯をペンチを使ってでも抜こうとしていたのだから。

今でも歯を抜くのは好きで、是非抜きたいと思っているのだが生憎全て永久歯になってしまった。すると最後の望みは親知らずである。麻酔なしで施術をしてもらおうと今からウキウキしているし、なんならわたしにやらせてほしい。セルフ抜歯。

そしてカサブタを剥がすのも大好きだった。友人のカサブタでさえ剥がしたくなり、私は必死に耐えた。家族のは容赦なく剥いていた。父には申し訳ないことをしたと思っている。反省はしていない。

そんなこんなで色々こじらせた結果、今では足の裏の皮をベロンベロンに剥いでいる。最高に楽しい。

かかとの皮は向きすぎると歩行に支障が出るのであまり剥かないようにはしているものの、やはり足の上半分の皮が復活するまではかかとをむく他ない。

唇の皮は正直なんのメリットもないので、そろそろ辞めたい。

いや、皮をむくこと自体にメリットなどないのだが、唇の皮だけはやばい。

まず醤油がしみる

めんつゆ、ゴマだれ、ドレッシングも同様

口紅がうまく乗らない

カサブタや出血が斑点のようになり、草間弥生モチーフのような模様になってしまう

むきがいがない。

 

そう、圧倒的につまらないし普通に痛いのだ。

なのでわたしはやめることを決意した、

ここに宣言する。(2017/05/01 00:24:25)せっかくお高い口紅を買っても栄えなければ意味が無いのだ。

LUSHのリップスクラブをフル活用してケアしなければ。

 

わたしの癖はこんなところである。

いろんな人から「痛そう」と言われるが実際そんなに痛くないし、人間誰しも慣れというものがあるので案外大丈夫なのだ。ぜひみんなも爬虫類のように脱皮する感覚と素晴らしさを味わって欲しい。

そして文字を食べることの幸せさを。