ただ言いたいことだけを言うブログ

ただ言いたいことだけを書き連ねます。愚痴が多めかも知れません。

美輪明宏さんについて、故・三島由紀夫さんはこう言葉を残しました。

「君は僕と同じくらいの審美眼を持っている。でも君はずるい。その審美眼にかなうほどの美しさを持っている。」

 

こんなことを言わせてしまう美しさが美輪明宏さんにはあるのです。

わたしは初めて美輪明宏さんの当時のお写真を見た時に、なんて美しいんだろうと息を飲みました。

 

オードリーヘップバーンのような大きな瞳

綺麗でスッと通った鼻筋と主張しすぎない小鼻

男の人とは思えない輪郭

黄金比率に従って配置されたパーツ

目元に影を落とす長い長いまつ毛

本当に美しい人をみると、なんだか泣きそうになるのだと、その時に気づきました。べつに悲しい訳では無いのです。

ただ美しいのです。

その美しさがスゥーと心に溶けていって、じわじわと身体に広がるような感じで、自然と涙腺がほころんでいき、涙がポロッと零れるんです。

モノクロの写真の中にうつる美輪明宏さんの美しさが、わたしは死ぬほど欲しかった。まさに喉から手が出るぐらい。

ため息が出るほど、あまりにも完成された美だったのです。

 

本当にこんな人が生きているんだ

同じ人間なんだ

 

頭を鈍器で殴られたような衝撃を感じます。

 

美輪明宏さんの他に、私はもう1人美しいと思う方がいます。

 

マリリン・モンローです。

わたしがマリリン・モンローのことを知ったのは小学生の頃だったと思います。

TVの中でCMかなにかに出てきたあの瞬間、わたしは子どもながらに「わぁ」と声を上げました。

最初、わたしは彼女が実在する人間だとは思わず、「このおんなのひと綺麗だね、すごいね。本物かなぁ」と隣にいた母に聞いた記憶があります。

母は笑って「マリリン・モンローだよ。本物だよ~」と教えてくれました。

 

今までわたしは美しい女性を見ても、そこに「綺麗」「かわいい」以外の感情を覚えなかった気がします。

ですが初めて彼女を見た時に「あぁ、綺麗で性的だなぁ。セクシーってこういうことなのかぁ」と感じました。

セクシーというのは極端に露出をしていることではなく、単に表情と顔立ちだけでも表現できるのだとその時に実感しました。

そして、彼女がとっくのとうに死没してしまっていることにショックを受け、「美人薄命」ということわざの意味を痛感せざるをえなかったのです。

36歳という早すぎる死。

死因は睡眠薬の過剰摂取だそうです。

わたしは「神様がはやくつれていっちゃったのかな」とぼんやり思ったのを覚えています。

 

輝かしいブロンドヘア

赤く塗られた形のいい唇

タレ目でくりくりな目元

くっきりとした二重

トレードマークともいえるホクロ

 

バービー人形のようだとしみじみ思うのです。

 

去年の夏、家族とグアムに旅行に行った私は、お買い物ついでに現地のアナスイに行ったのですが、そこでマリリン・モンロービスクドールのいい所をとって2で割ったようなお姉さんに出会い、とても感動しました。彼女さまざな国の混血らしく、キラキラ輝いていました。

どのブランドにもお姉さん(美容部員)

はいましたが、彼女はたった1人、そこに立っているだけで圧倒的な存在感を放っていました。

母も、父も、妹も私も全員「あれマネキン?」と疑ったほどでした。

 

そして彼女はアナスイ特有のものすごい柄の、とても一般人には着こなせないようなとにかく形容しがたい柄と色の服を着ていたのですが、それすらも霞んで見えるほどでした。完全に自分のモノにしていたのです。

わたしは衝撃を受けました。

美しさは人を魅了するだけではなく、物や服さえも自分のモノにしてしまうんだなぁ。と。

機会があれば、またあのお姉さんに会いに行きたいと思っています。

そしてお写真の1枚をどうにか撮らせていただきたい所存です。

 

嗚呼。美しさとはすごいものですね。

私はそんなもの微塵も持たずにこの世に産み落とされてきた身なので、来世はきっと美しくなりたいと、そう思っています。